防火管理者について知ってますか?

防火管理者について知ってますか?

みなさん、日々の生活の中で「防火管理者」というワードを耳にしたことはありますか?

多分ないでしょう(笑)

火の精霊を守護する魔法の守護者ではなく、企業の安全を守る大切な役割を担っている人々のことを指します。

そう、まさに企業の舞台裏で火のトラブルから私たちを守る、隠れたヒーローなのです!

この防火管理者になるためには、実は1日から2日間の特訓、いや、講習を受けなければなりません。

この短期間で火に関する知識や、いざというときの対応策をしっかりと学ぶのです。

だけどこの役職、実は想像以上に責任が重いんですよ。

驚くことに、この大切な役割にも関わらず、手当がつかないところも多いと聞きます。

しっかりと防火管理者の仕事を行わず会社が火事になったことで裁判になった事例も。

えっ、それなのに手当をもらっていないの?と思うかもしれませんが、私が聞いた限り防火管理手当など聞いたことはありません。

では防火管理者になってしまうとどのような仕事が追加されるのでしょうか?

目次

防火管理者とは?

防火管理者は、上記画像を見てわかる通り、防火管理に関する知識を持ち、強い責任感と実行力を兼ね備えた管理的又は監督的な地位な方が業務を行わなければなりません。

防火管理者の責務

防火管理者の責務として、避難訓練は通常年2回以上で結果を消防署に届出、消防設備の管理や、消防査察の立入検査の立会いなど通常業務以外に様々な業務が立ちはだかります。

また、マンションやアパート、雑居ビルなどにもこの法律は適用されるため、知らない住民に対してこのような訓練をすることは、ストレス以外何者でもありません(笑)

防火管理者の外務委託

しかしこの現状に、ちょっとした解決策が!

実はこの防火管理者の役割、外部の専門家に委託することができるんです。

面倒な訓練などに必要な住民などの日程調整、訓練、消防査察の立入などの代理を依頼できることが法律で認められています。

また、BCPの訓練と防火管理者の役割を一緒に委託することで、企業や施設はさらに強固な防御壁を築くことができます。

これはまるで、強力な魔法のバリアを張るようなもの。

火のトラブルはもちろん、様々な災害からから企業を守ることができ、本職に専念できます。

まとめ

最後に、このブログを読んで、防火管理者の役割やその重要性について知った方、次回からは防火管理者の方に感謝の気持ちを持って接してみてはいかがでしょうか?

防火管理者は、企業の日常の安全を守るために、日々奮闘している、真のヒーローなのですから。

火の元をしっかりと見守る防火管理者に、心からの拍手を送りたいと思います!

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この記事を書いた人

消防行政に30年間従事し、消防法違反処理、消防設備など消防予防査察の専門として従事していました。日本防災協会に講師として登録し、防火管理者の講師としても活動しています。

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